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ツァイス「Otus ML 1.4/50」「Otus ML 1.4/85」正式発表 Otus伝説再び

ツァイスが、伝説的なZEISS Otusシリーズにインスパイアされた新しいミラーレスカメラ用 交換レンズ「Otus ML 1.4/50」と「Otus ML 1.4/85」を発表しました。対応マウントは、ソニーEマウント、キヤノンRFマウント、ニコンZマウントとなっています。CP+2025 コシナブースでタッチ&トライが可能とのこと。

zeiss

コシナのプレスリリースに両レンズの国内発売時期が掲載されており、「Otus ML 1.4/50」は2025年5月、「Otus ML 1.4/85」は2025年後半を予定しています。現時点で国内価格は不明。コシナがプレスリリースを掲載しているという事は、コシナが製造している事になります。

コシナによると外観デザインは「Otus」レンズをオマージュ、操作部は凹凸がないデザインを採用しているとのこと。アルミ製の鏡筒を採用し、彫刻部分は「Otus」と同様にインデックスに黄色の色を入れています。ツァイスレンズお馴染みのデクリック機能も搭載。コーティングはZEISS Tコーティングが施されており、レンズフレアを最小化し画像のコントラストと色の忠実度を高めているそうです。

「Otus ML 1.4/50」のレンズ構成は11群14枚のアポディスタゴンデザインを採用し、小型軽量設計を施し、フォーカスは全長が変化しないフローティングフォーカスを採用し、無限から近接までの合焦距離 全領域における最高品質の均一化を実現している事をアピールしています。絞り羽根は10枚で特に開放付近では円形に近い形状になるようにしており、綺麗なボケが演出できるとのこと。

「Otus ML」シリーズは、デジタル一眼レフ用レンズ「Otus」シリーズの思想を受け継ぎ光学本位の高性能を優先としたミラーレスマウント用に新規光学設計を行ったマニュアルフォーカス・マニュアル絞りの交換レンズ。F1.4の大口径を持ち、解放からあらゆるディテールを捉えられるレンズであることから性能の事を気にせずに作品制作に注力できるレンズとアピールしています。